亡国のイージス(下)
- 作者: 福井晴敏
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2002/07/16
- メディア: 文庫
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この2週間でちょこちょこ読んでいって、ようやく読み終わりました。
とにかく今の僕の心境にぴったりというか、出てくる登場人物達に共感しまくりました。
特に如月行。これほど感情移入が出来る登場人物は初めてですよ。
他にも親子とか信頼とか憎しみに囚われる事の愚かさとか、
最近悩んでた事の答えが書いてあるみたいで、何なんだろうこの偶然は?と思いました。
この本はめちゃくちゃ気に入ったので絶対に新品で買い直します。
普段はネタバレを考慮してしないのですが、今回だけは書かずにいられないので、
この物語で一番感動した台詞を引用します。
P.112
生き甲斐だ。生きててよかったって思える何かだ。それがあるから、人は生きていけるんだって……そう教えてくれた人の言葉を、おれは信じる。
今、このタイミングでこの本に出会えた事に感謝したいです。