皇国の守護者6 逆賊死すべし

色々あって続きを読むのは1ヵ月半ぶりですね。


この巻は威勢のいいタイトルと裏腹に展開は大人しく、淡々と進んでいきます。
次の巻では話が大きく動きそうな感じなので、繋ぎの巻という感じでしょうか?

溢れ出る血で雪を溶かし、
春になれば腐り溶ける人肉を景気良くまき散らして大地の一部となった。
かれらは人として生まれ、肥料として死んだ。


翌年、虎城と龍前の収穫高は平均値を遙かに越えた。


この巻で最も印象に残った部分です。
作者もこういう表現をよく考え付きますね。
さすが新城のような人間を書けるだけあります。(褒めてます)