タキシード
- 出版社/メーカー: 角川エンタテインメント
- 発売日: 2005/04/28
- メディア: DVD
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ジャッキーチェン主演のハリウッド映画です。
まあ、ぶっちゃけつまらなかったです。
見る前から「ハリウッドとジャッキーって合わないんじゃないかなぁ」と
思ってたんですが、やっぱり合ってませんでした。
僕には終始ジャッキーが周りから浮いてるように見えて、
晒し者にされてるようで何か痛々しかったです。
とにかく、この映画は壊滅的にセンスが悪い。
あまりに映画に品が無いです。(これは吹き替えの問題もありそうですが)
台詞回しには洒落たセンスもなく、ジョークもさっぱり笑えません。
やたらと女性陣がお色気を撒き散らすのも、見てて気分がよくなかったです。
そして、一番腹が立つのがジェームズ・ブラウンの扱いです。
なんなんですかね、あれは。
あんな酷い扱いなら出ないほうがマシだと思うんですが。
そもそも、「タキシードを着ることによって超人的な力を手に入れるという」
設定自体があまりに陳腐すぎると思います。
タイトルもまんま「タキシード」と何のひねりもないです。
せっかくのジャッキーのアクションも
タキシードのおかげという設定のせいで、どうも素直に見られません。
この映画で唯一よかったと思えたのは、
クラーク・デブリン役のジェイソン・アイザック。
彼だけがこの映画の清涼剤でした。
最初の30分ぐらいで出番がほとんどなくなってしまったのが惜しい。
彼がジャッキーと共にもっと活躍してれば、この映画は面白くなったと思うんですけどね。
結論
ジャッキーファンは見ないほうがいいでしょう。
見て後悔した映画というのは久しぶりです。