福岡の3児死亡事故に対する判決について

http://mainichi.jp/select/jiken/news/20080108k0000e040012000c.html/
危険運転致死傷罪(最高刑懲役20年)の成立を認めず、
業務上過失致死傷罪(最高刑懲役5年)適用により、
求刑・懲役25年に対して判決は懲役7年6月ですか…。


このニュースを見た第一印象としては、「あまりに刑が軽すぎる」でしたね。
飲酒に加え、狭い道路を100キロ以上のスピードで運転して事故を起こし
3人の幼い子供の命を奪っただけでなく、
海に落ちた被害者達を助けようとせずに逃げ出し、
あまつさえ、身代わりを立てようとしたり、水を大量に飲んでアルコール検査の結果をごまかそうとしたりと、
自己保身に走った被告に対して刑がこれだけで済むというのは、
法律的にはともかく、心情的には到底納得出来るものではないと思います。


裁判長も子供3人を失った両親の気持ちに配慮する姿勢は見せてたようですが、
飲酒運転には厳罰で臨もうという世間の流れとは、明らかにずれているように感じました。