博士の愛した数式
- 出版社/メーカー: 角川エンタテインメント
- 発売日: 2006/07/07
- メディア: DVD
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交通事故による障害によって、記憶が80分しか持たない「博士」の家にやってきた
「家政婦」とその息子の「ルート」。この3人の交流を軸に描かれる物語です。
僕は、学生時代は数学がさっぱりわからなくて苦手だったので、
「この映画は合うかなぁ?」と思って見たのですけど、そんなものは杞憂でした。
階乗とか完全数とか虚数とか友愛数とかが作品内に出てきますけど、
映画の中でちゃんと説明がされてて、わかりやすかったです。
この映画で一番気に入ったのは、作品全体に流れる暖かい雰囲気です。
特に博士の人柄は純粋で優しい。
数学者というと「理数系で頭が固くて冷たい」なんてイメージがあったんですけど、
博士はそういうのとは違って、子供を可愛がる優しいお爺さんという感じです。
ルートに優しく色々な事を教える博士を見てると、こちらも優しい気持ちになれますね。
映画が気に入ったので、今度原作の小説も読んでみたいと思います。