ビルマの竪琴(1956年版)
- 出版社/メーカー: 日活
- 発売日: 2002/11/22
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英語番組といい、映画といい、最近NHKばかり見てる気が…。
1945年のビルマ、終戦によって降伏しイギリスの捕虜になった日本の部隊と、
その隊員で竪琴の名手の水島上等兵の物語です。
物売りのおばちゃん、人間味のある隊長に生真面目な軍曹、気さくな隊員達など
出てくる人物はどれも魅力的でいい味を出してます。
この映画の一番の見所は、無言で仰げば尊しを演奏するシーンと
最後に船で隊長が手紙を読み上げるシーンでしょう。
特に仰げば尊しのシーンは本当に上手い。
あえて言葉でなく音楽で語るというのが見事です。
日本人なら言葉で説明されなくても、
あのシーンの意味は自然に理解出来るでしょう。
隊長が手紙を読み上げるシーンも、
三國連太郎の名演と相まって泣きそうになりました。
手紙の内容がまた胸に迫ってくるのです。
まだ見てない人は絶対に見ましょう。
そして仰げば尊しの場面で一緒に感動しましょう。