20世紀ポップ・ロック大全集Vol.4 ブリティッシュブルースからブリティッシュロックへ -黒人音楽のイギリス的展開-
20世紀ポップ・ロック大全集 Vol.4 ブリティッシュ・ブルースからブリティッシュ・ロックへ?黒人音楽のイギリス的展開? [DVD]
- 作者: ドキュメンタリー
- 出版社/メーカー: ビデオメーカー
- 発売日: 2001/07/27
- メディア: DVD
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本当はVol3を借りたかったんですが貸し出し中…残念。
Vol.4の内容
1950年代にアメリカのシカゴで流行したブルース。
ブルースとは毎日辛い労働にあけくれる黒人労働者の現実、心情を歌った音楽であり、
それが海を越えたイギリスの一部のミュージシャンに影響を与え、60年代のイギリスでブルースが流行。
ローリング・ストーンズ(ミック・ジャガー、キース・リチャーズ)、
ヤードバーズ(エリック・クラプトン、ジェフ・ベック、ジミー・ペイジ)、
アニマルズ(エリック・バードン、チャス・チャンドラー)などが世に出てきます。
それらのバンドはやがてブルースの本場アメリカでヒットを飛ばしアメリカツアーを敢行、人気を博します。
その後、ヤードバーズを脱退したエリック・クラプトンは
ジョン・メイオール&ザ・ブルースブレイカーズに入るがそこも脱退し、クリームを結成。
アニマルズのチャス・チャンドラーがジミ・ヘンドリックスをアメリカで見出し、
ジミヘンはジミ・ヘンドリックス・エクスペリエンスというバンドを結成。
ジミヘンに刺激を受けたジェフ・ベックがジミー・ペイジにバンドを組もうと誘うが、
ジミーはボーカルのロバート・プラントと共にレッド・ツェッペリンを結成。
レッド・ツェッペリンの音楽はブルースを元にロックからヘヴィメタルへと少しずつ変わっていきます。
1970年秋、ジミ・ヘンドリックスが薬物の多量摂取により27歳で世を去り、
最後にロバート・プラントが語ります。
1920年代のブルースマン、トミー・ジョンソンからブルースが始まり、
彼の演奏を録音したレコードによって、ハウリン・ウルフやロバートジョンソンに受け継がれていった。
(俺達は)根っこをたどれば、皆同じところに行き着くのさ、と。
感想
Vol.4はギター・ヒーローがてんこ盛りです。
ブルースに影響された60年代のミュージシャンが互いに影響し合い、
イギリスとアメリカを行き来し、新しい音楽の流れを作っていくのがよくわかります。
これを見たらなんかギターが弾きたくなっちゃいましたね。
最近ほとんど弾いてなかったけど、また再開しようかな。