誰も知らない
数日前の深夜にひっそりとやってたので、録画して見ました。
- 出版社/メーカー: バンダイビジュアル
- 発売日: 2005/03/11
- メディア: DVD
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実際にあった子供置き去り事件を題材にした映画。
母親が失踪し、アパートに置き去りにされた四人の子供が、
都会の片隅でひっそりと生きていくお話です。
この映画は長男役を演じた柳楽優弥が
2004年度のカンヌ国際映画祭で日本人として初めての
最優秀主演男優賞を獲得したことで大きな話題になりましたけど、
それ以外の子供達の演技もやたらリアルでしたね。
特に弟の茂はまったく演技に見えなかった。
感想
題材が題材だけに暗い映画かと思いきや、母親が失踪する前は意外に明るいです。
しかし、母親が失踪しお金が尽きてくると段々と雰囲気が暗くなっていきます。
比較的キレイだった部屋は荒れ始め、今まで優しく弟や妹の面倒を見てきた長男も少しずつ荒んでいき、
兄妹達の雰囲気も重くなり始めます。
前半が明るいだけに、この変化が余計キツイですね。
見てて楽しい映画ではないです。むしろ心が沈む。
なので気分が落ち込んでる時には見ないほうがいいでしょう。