メダリオン
- 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
- 発売日: 2004/12/15
- メディア: DVD
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ジャッキー主演のアクション映画。
香港警察の刑事エディ(ジャッキー・チェン)が、
インターポールの捜査官ワトソンと元恋人のニコルと共に、
メダルの力を持つ少年を狙う悪の組織と戦う物語。
香港とアメリカの合作映画という事で、
どうしてもタキシードを思い出してしまい、
最初から期待してなかったのですが、これが予想以上に面白かったです。
- この映画のいいところ
- 主人公が魅力的
- 普通の人間がメダルの力で強くなるのではなく、元々主人公自体が拳法の達人で普通に強い。メダルの力はあくまで付加価値。命をかけて少年を救うなど、情にも溢れている。かといって真面目一辺倒でもなく、しっかりと笑いも取るという、いかにもジャッキーらしい親しみやすさがある。
- 主人公の仲間が魅力的
- 相棒のワトソンは基本的にギャグキャラなのですが、戦いなどでまったく役に立たないわけではなく、魅せるところではしっかり魅せる。なんだかんだでいい人。元恋人のニコラも、単に主人公に守られるだけの足手まといなヒロインではなく、しっかり活躍します。
- アクションもなかなか
- 前半のカンフーの達人としてのアクションとメダルを手に入れた後の超常的なアクションの二種類が楽しめる。ジャッキーのアクションにはさすがに全盛期ほどの迫力は無いが、十分合格点。
- テンポが良い
- 序盤から緊迫した展開でアクションが多く掴みはバッチリ。主人公が序盤からいきなりメダルの力で強くなるのではなく、中盤に持ってくるのが良い、その後も事件が次々起こるなど、展開がスピーディで飽きさせない。
- 安易に人を殺さない
- この手のアクション映画というのは、銃などで簡単に人を殺したり、血が飛び散ったりするシーンがたくさん出てきたりしますが、この映画ではあくまで倒すだけや動けなくしたりなどがほとんどで、悪人といえど簡単に殺したりはしません。娯楽映画として安心して見ていられます。
- コメディとシリアスのバランスが良い
- コメディなシーンも多いのですが、時折シリアスなシーンを挟み、締めるところは締める絶妙なバランス。
- 主人公が魅力的
ちょっと褒めすぎかな。
でも、欠点がラスボスの最期がちょっとあっけないところ以外見つからないんですよね。
高いレベルでまとまったバランスのいい娯楽映画だったと思います。